なんでマヌカハニーは騒がれているの?どう使うの?数字が何なんだかわからない!というお困りのお客様にすっきりしていただき、是非ともこのような良い商品を使っていただきたい!という思いからこのページを開設しました。
マヌカハニーを常用している方はすでに効果を堪能され、継続されている方も多数おられます。先日私の友達も実は数年常用しているということを聞き、試しにいただくことに。
すると。。。出てきたのはMGO50+。効果があると言われ買い続けていたとの事。
他社の商品をどうこう言うわけではありません。ここで言いたいのは普通のはちみつとマヌカハニーの違いは抗菌作用。
Natures Gold社でいうとこれはNPA 5+以下(MGO83)。マヌカハニーとしては売り出していません。なぜなら普通のはちみつ自体にも抗菌作用があるものが多くNPA5+以下ならマヌカハニーではなくとも含まれている場合があるからです。
色々な情報が乱立する中何を信用したら良いのか。当社としても製造販売元、養蜂場などに訪問し、また色々なハニーとマヌカハニーを食べ歩き話を聞いて、出た結論としては誰もがマヌカハニーの効能に満足をしている、ということです。しかし、同時に色々な方と詳細を話し始めると方向性は同じですが多少誤差を感じる時もありました。
この情報の違いは何だ!その情報は信じてよいのか!私の情報はあっているのか?
せっかく他のはちみつと比べ高価なものを使っているのに、その情報が間違っている為に効能をフルに使用しきれていないのではないか!それでは売り逃げ、お客様に対して無責任!
このサイトで購入される方には私が信用できると思われる情報、大学の研究レポート、ウィキペディア、新聞などの情報を中心にURLを含めてご紹介したいと思います。
歴史までご紹介することになるとは思いませんでした。がしかし、マヌカハニーの事を深く調べていくと色興味深い情報があり、歴史を知らずしてマヌカハニーは語れないと感じはじめました。
ここでは、ハニーはいつからつかわれているかが書かれた情報がありましたのでご紹介したいと思います。
まず、はちみつは我々の先祖が8000年前から使用していたのです!スペインはヴァレンシアの洞窟壁画に右の絵が描かれていました。腰に籠を持った人が、ロープ、もしくは階段を利用し崖に形成されたハチの巣からはちみつと巣を採取している絵です。
また、昔から棺桶に旅立つ方と一緒にベリー、ボダイシュ、草原の花を入れるジョージアでは4700~5500年前と思われる棺桶の中からはちみつも一緒に発見されています。
エジプトでは紀元前2600年から2200年の間(ある物には紀元前1600年とあります)に象形文字で書かれた手術のノート、『Edwin Smith Papyrus』には、はちみつが傷口に使われていたと書かれています。
その後、はちみつの需要が高まると養蜂家が現れます。紀元前594年のギリシャでは養蜂家が多く出始め、お互いに300フィート(91メートル)以内にほかの巣箱を作ってはいけないという法律までできたことのことです。
日本で初めて蜂蜜の語が使われたのは残るもので日本書紀「百済の太子余豊、蜜蜂の房四枚をもって三輪山に放ち、養う。しかれどもついに蕃息(うまわ)らず」と残っています。平安時代には献上品として国内でつかわれていたと延喜式に記録があります。
戦争と蜂蜜の関係は深い!
第一次世界大戦ではヨーロッパで糖分が足りなかったため、はちみつが注目され日本からも少量が輸出されました。第2次世界大戦の頃には、栄養資源、保存食、医薬品として使われる以外に爆弾、プロペラ、スクリューの潤滑、錆止めなどにも使われていたようです。
情報元:Journal of the Royal Society of Medicine
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1292197/?page=1
情報元:ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Honey
情報元:日本養蜂協会
http://www.beekeeping.or.jp/beekeeping/history/japan
マヌカハニーに効能があるのか無いのか!普通のはちみつと何が違うの?という質問をいまだに耳にする要因は3つあると思います。
1、はちみつは自然に飛んでいるので、どこの花から蜜を採取しているか追いかけることは不可能に近く、またそれによって成分が変わってきますので分析が難しい。(日本ではハウス内での栽培昭和40年代に始まりますが、リサーチをするまでには至らなかった)
2、普通のはちみつとマヌカハニーの両方が食用と医療用に昔から使われていました。はちみつ自体に200以上の物質がはいっていますが、ほぼどのはちみつにも抗酸化物質(生体内の有害な反応を弱くする、もしくは除去する)が含まれているため、違いがわからなかった。
3、信用される科学的証明されたレポートが1966年にDr White J.Wにより発表されましたが、浸透せず。Dr Peter Molanが1981年、1983年に新たなレポートを発表した事によりマヌカハニーは他のはちみつと違った抗菌物質(Unique Manuka Factor=UMFと名付ける)が入っているのを再度確認しその違いを強固なものとした。
違いを簡単に言うと、その研究はマヌカの木(Leptospermum)からとれる蜜と、ほかのはちみつと何が違うかを二つに絞って研究しました。すべてのはちみつにはenzyme glucose oxidase(酵素グルコースオキシダーゼ)が含まれており、それがhydrogen peroxide(過酸化水素)を生成します。マヌカハニーの特徴はそれ以外のNon peroxide Activity=NPA(”非”過酸化水素)の抗菌作用を多く含むのです。結果マヌカハニーは通常のハニーより微生物、バクテリアの繁殖を防ぎ、化膿、炎症を抑える力と抗菌能力が高いことが判明されました。ここはかなりマニアックに色々な研究者が深く研究しています。
近年では医療用として使えるように色々なテストが行われています。2012年のPeter Molanの研究発表では、ボランティア30人を集め、21日間マヌカハニーを食後に接種させ、統計を取ったことろ口内流血が確認できた人が当初48%いたのが17%まで下がったとの事です。
徐々に紹介していきたいと思います。
また、マヌカハニーという名前をニュージーランドでは独占しようとする動きがあり、研究をする場合、Active Honey(どの抗菌濃度表記にもプラスとあるのは、抗菌成分が生きており、増えていくから=アクティブだから)と呼ぶことが多いです。
生マヌカハニーの効能
2017年9月5日のオーストラリア全国版の新聞でシドニー大学の馬の手術スペシャリストDr Andrew Dartの話では傷口にマヌカハニーNPA20⁺を使うのと、普通のハニーを使うのでは治りが12日以上違うという結果を発表しています。また、バクテリアと戦う力に関しては加熱処理をしていない生マヌカハニーが特に優れていると。NPA5⁺も普通のはちみつと比べ多少違いがあったと書いてありますが20⁺のような効能の違いは出ないそうです。
よって、マヌカハニーの効能を感じたい方はNPA15⁺から20⁺を利用するのが最善です。
ただ、甘いはちみつを食べたいのであれば色々な味のついた普通のはちみつを楽しむのが良いと思いますが、健康、抗菌、風邪や病気予防ということであれば非加熱、生マヌカハニーを摂取するべきです。
情報元:Sydney Morning Helald
http://www.smh.com.au/national/researchers-show-just-how-effective-manuka-honey-is-in-healing-wounds-20170902-gy9gqi.html
情報元:US National Library of Medicine National Institutes of Health
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3758027/
情報元:Peter Molan Homepage
http://www.petermolan.com/honey-research
情報元:Australian Government Rural Industries Research and Development Corporation ”The Use of Australian Honey in Moist Wound Managemetn"
file:///C:/Users/The/Downloads/05-159.pdf
情報元:Waikato University web page
http://waikato.academia.edu/PeterMolan
実はここがマヌカハニーとは何か?MGO/UMF/NPAとは何か?と消費者を混乱させる一大要因ではないかと私は考えます。
1998年ニュージーランドのUnique Manuka Factor Honey Association(以下UMFHA)はUMF(Unique Manuka Factor)という言葉のトレードマークをオーストラリアで取得しました。よってUMFと言う名前を独占しUMFと言う名前を使うためにはアソシエーションからライセンスを取得した上にライセンス料を払わなければならないようになってしまったのです。2015年10月5日のUMFHAニュースリリースでマヌカハニーの定義は本物のマヌカハニーはLeptospermum Scopariumから採取された蜜で、それはほぼ独占的にニュージーランドで生息する。マヌカという言葉はマオリ族の言葉でニュージーランドに帰属する。とあります。また、2017年8月3日のメンバー情報更新で、”過去80年間、一般顧客様は素晴らしいクオリティーと効能を持つマヌカハニーはニュージーランドで生産されていると理解されている”
これによりオーストラリア産のマヌカハニーはUMFライセンスが与えられない。ということでオーストラリア産マヌカハニーはUMF表記ができなくなったのです。
当社が取り扱うオーストラリア産ネイチャーズゴールドのマヌカハニーもこの影響を受け始めたのは最近です。(写真ーUMFの上にNPA表記のステッカーを張るか可哀そうなパッケージ)
何故か!?
ここ2年前頃からUMFHAがオーストラリア産のマヌカハニーの優れた効能、効果、将来性を認識し、ニュージーランドマヌカハニーの輸出が脅かされ始めたことを目のあたりにしているからでしょう。
それもUniversity of Sunshine Coast UniversityのPeter Brook教授が7年前からマヌカハニーに関して深い研究をはじめ、その結果ニュージーランドで生息されている唯一のマヌカの木Leptospermum Scopariumはオーストラリアでも生息しており、また、ニュージーランドでは1種類のLeptospermumの木しかないのに対しオーストラリアでは85発見され、その中にLeptospermum Scopariumより抗菌性はもとより、他の体に良いとされている成分が多く含まれているのが確認されている。
また、オーストラリアではその広大な土地と幅広い天候を利用しLeptospermumのプランテーションを始めています。お客様への安定した供給と、値段を下げる努力をしています。
そんなオーストラリアのポテンシャルを恐れるUMFHAはUMFの使用を禁止した後、今現在2017年10月のホットトピックはマオリ語の"マヌカハニー"という言葉を使えるのはマオリ族の生息するニュージーランドのみ、と訴えています。その例えとしてUMFHAのJohn Rawcliffeがいうのはシャンペンはシャンパーニュ地方で作られた物だけを言う。。と同じ考えらしいですが、、、
確かにこの80年の間ニュージーランドはマヌカハニーのブランドを大切に育ててきました。また、マーケティングにも力をいれマヌカハニーはニュージーランドだけのものとしてきました。結果として、産業は大きくなり中国の健康志向も拍車をかけ一大輸出産業へとなりました。
がしかし、今同じものがオーストラリアにもあるのです。UMFをライセンス保有者しか使えなくし、それに対抗するように表記されるMGO/NPAを普及させたのはUMFHAのそういった働きかけがあるからです。自然に飛んでいる生きたミツバチから採取されるはちみつ。毎回確実に同じものはできません。そこでほぼ同じ成分があるのに、オーストラリア産のマヌカはマヌカじゃない、ニュージーランド産はマヌカハニーと呼んでいい、というのはお客様を混乱させるだけでしょう。
今ではどこでも美味しいスパークリングワインが普及している様に、マヌカという名前だけに固執して競争を妨げる努力だけしているのであれば、過去の産物になってしまうのかなと個人的に思わずにはいられません。
情報元:ABC News
http://www.abc.net.au/news/rural/2017-10-27/australia-versus-new-zealand-manuka-honey-fight/9090716
情報元:Australian Honeybee Industry Council Inc
https://honeybee.org.au/wp-content/uploads/2017/04/March-2017.pdf
情報元:University Of Sunshine Coast
http://www.usc.edu.au/connect/giving-to-usc/giving-opportunities/australian-leptospermum-research
情報元:Australian Government IP Australia
https://search.ipaustralia.gov.au/trademarks/search/view/772644?q=UMF
情報元:Unique Manuka Facotor Honey Association
http://www.umf.org.nz/certification-trademark-sought-for-manuka-honey/
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